龍(りゅう、「竜」が略字)という伝説的な生き物はヨーロッパの「ドラゴン」と違って、大昔から中国人が熱心に尊敬してきた神獣(しんじゅう sacred animal)である。龍は九匹の子を生んだらしい。それぞれの子は姿が異なっていて、性格·才能も違う。
1)長子の囚牛(しゅうぎゅう)は龍と雌(めす female)の龍との間に生まれた子である。囚牛は音楽鑑賞を好み、楽器(がっき musical instrument)の琴(こと qin, harp)や鼓(つづみ drum)の飾りになっている。
2)二番目の睚眦(がいし)の母親は狼(おおがみ wolf)である。名前は「怒りの目」を表す。争いや殺すことに一生懸命だから、武器(ぶき weapon)の飾りになっている。
3)三番目の嘲風(ちょうほう)の母親は鳳凰(ほうおう phoenix)である。名前は「風(危ないこと)に笑える」ということを表す。遠く眺めるのが大好きだ。普通は、建物の上に座っていて、鬼や危険(きけん danger)が外から入れないように、その建物の中の人たちを守ってくれる。
4)四番目の蒲牢(ほろう)の母親はヒキガエル(frog)である。彼は母親みたいに大声で叫ぶことが上手だそうだ。伝説によると彼は鯨(クジラ whale)がとても怖いので、お寺で鯨のイメージがある撞木(しゅもく wooden bell hammer)で、蒲牢の飾りがある梵鐘(ぼんしょう temple bell)を撞(つ)き鳴らす(to hit and make it sound)ことが多いんだ。
5)五番目の狻猊(さんげい)の母親は獅子(しし lion)である。彼の外形(がいけい appearance)も母親に似ている。煙(けむり smoke)と火を好むから、一般的にはお寺の香炉(こうろ incense burner)の足になっている。
6)六番目の贔屓(ひいき、「覇下」とも書かれる)と八番目の負屓(ふき)の二人は兄弟で、母親が亀(かめ)である。二人とも山脈(さんみゃく mountains)を動かせるほど不思議な力を持っていて、重いものを背負う(せおう to carry)のが趣味だ。その点は名前からも分かる。石碑(せきひ stone monument)のしたでよく見つけられるのだ。
7)七番目の狴犴(へいかん)の母親は虎(トラ)である。「義」(ぎ rightuousness)に合わない悪人の行為を裁く(さばく to judge)のを好むから、監獄(かんごく jail)のイメージになっている。
8)最後に、龍と魚が「螭吻」(ちふん)という子を産んだ。海から来た口の大きい生き物だから火事を止められると言われている。そのため、建物の上に兄の嘲風と一緒に座ることになってきた。





龍は、たくさん、それもいろいろな奥さんがいたんですねえ。すごいです。そして、沖縄の家の屋根の上には、シーサーと呼ばれる置き物を置く習慣がありますが、それは、鳳凰によく似ていると思いました。デザインはちょっと違いますが。
ReplyDelete次は直した方がいいところです。
龍と雌(めす female)の同類と生んだ子である。→雌(めす female)の龍との間に生まれた子である。
「怒らす目」→「怒りの目」「怒っている目」
殺すことに精一杯(せいいっぱい utmost)→殺すことに一生懸命/殺すことが大好き
二人とも山脈(さんみゃく mountains)を移るほど→二人とも山脈を動かせるほど
重さを負う(おう to carry)のが趣味だ。→重い物を背負う(せおう)のが趣味だ。
火事が止められる→火事を止められる
中国の文化の中で龍は神獣ですね。中国に行ったら、いろいろな龍の飾りを見てみます。今年の夏休みに沖縄に行って、たくさん龍のようなシーサーという置き物があります。シーサーはどんな動物が分かりませんが、龍の関係があるのだろうか。
ReplyDeleteほとんどの中国からきた龍は他の動物のように見えますね(ラインとか、魚とか)。このブログの龍達は動物の見ますが、そぞれの龍は動物的や兄弟的なことをするのだろうか。中国はたくさん伝統的な神話があるから、龍達が喧嘩したり、一緒に遊んだりする話しがあるでしょう。後で、私は調べてみます。
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